複層ガラス(ペアガラス)
最近の新築住宅では、
ペアガラスがずいぶん増えてきたように思います。1枚もののガラス(単板ガラス)に比べ
断熱性に優れ、結露もつきにくく優れたガラスです。
ペアガラスにもいろいろな種類がありますが一番オーソドックスなタイプは、[3mmフロートガラス]+[6mm空間]+[3mmフロートガラス]といったタイプのペアガラスです。
ペアガラスは2枚のガラスの間に空間をおき密閉することにより、断熱効果を得る構造になっています。
ペアガラスは、単板ガラスに比べ厚みがあるので、アルミサッシもペアガラス用のアルミサッシが
単板ガラス用のアルミサッシとは別に用意されています。
※複層ガラスのいろいろな種類
ペアガラスにもいろいろな種類があり
[5mmフロートガラス]+[6mm空間]+[5mmフロートガラス]
[4mm型板ガラス]+[6mm空間]+[3mmフロートガラス]
といったタイプもあります。
又[6.8mm網入りガラス]+[6mm空間]+[5mmフロートガラス]
[フロートガラス]+[空間]+[合わせガラス(防犯ガラス)]
等という優れものもあります。
ガラスの色も透明なガラスの他
グリーンや
ブロンズ、
グレー等のカラーが入ったペアガラスもあります。
変わったところでは、ガラスとガラスの間に
ブラインドカーテンが入ったペアガラスもあります。ブラインドが汚れないのでいいですね。
※複層ガラスの中間層には、何が入ってるの?
通常、ペアガラスの中間層には、
乾燥した空気が入っていて断熱効果を高めています。
関東地方以西では、このタイプで十分だと思いますが、北海道等の寒冷地用としては、乾燥した空気の変わりに
アルゴンガスが入っているペアガラスや(ペアガラスとは厳密には異なりますが)中空層が
真空のガラスなんてのもあります。
※単板ガラスから複層ガラスへ取り替えられるの?
上記しましたように、
ペアガラスは、ペアガラス専用のサッシが用意されています。ペアガラスの厚みがかなりあるため単板ガラス用のサッシには、入らないからです。アルミサッシは、サッシ枠の部分と窓枠の部分に分かれているのですが、ペアガラス用の窓枠を単板ガラス用の窓枠に合わせることは出来ません。サッシ枠は、躯体(家の壁)に埋め込まれているのでサッシ枠から全部取り替えるとなるとそれだけでも結構大きな工事になり、出費もかなりかさみます。でもご心配には、及びません。単板ガラス用のサッシに合うようにアタッチメントが用意されています。これを使えば、単板ガラス用のサッシにもペアガラスを取り付けることが出来るのです。
ちなみに当店では、[3mmフロートガラス]+[6mm空間]+[3mmフロートガラス]の一般的なタイプのペアガラス交換で
掃きだしサイズの窓1枚\20,000前後(工事費、アタッチメント、廃材処理等全て含みます。)の金額となります。
※複層ガラスの弱点
私は、性能だけでなく総合的にみて
普通のペアガラスが一番だと思います。これから新築の住宅をお建てになったり購入される方は、サッシはペアガラスのサッシを選択されたほうがいいと思いますね。
又、現在単板ガラス用のサッシの住宅の方でも条件が合えば、どんどんペアガラスにしていかれるとよいと思います。
そんな優れたペアガラスにもいくつか難点があります。
まずは、
価格です。同じ大きさの単板ガラスに比べ、倍以上の素材を使っているので金額も当然高くなってしまいます。高機能のペアガラスになれば、掃きだしサイズのガラス1枚で、10万円を超えるものもあります。ごく一般的な住宅で、窓の数は、16〜24箇所位です。全部高機能のペアガラスにするとなると・・・
次に、単板ガラスからペアガラスに取り替えた場合アタッチメントを取り付けて対応するのですが、ガラスそのものの厚みがあるので窓枠より厚みが厚くなってしまう場合があるのです。屋内側の窓は、それでも支障はないのですが、屋外側の窓は、網戸にあたってしまい網戸の開閉が困難になる場合があります。又、窓についている装飾用の組子(面格子とは別物です。)もペアガラスにした場合は基本的には、取り外さなければなりません。

複層ガラス(フロート)

複層ガラス(フロート)

複層ガラス(型板)

複層ガラス(型板)

複層ガラス(ブラインド入り)
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